令和7年度 群馬県公立高校入試 数学【第1問】小問集合をわかりやすく解説

令和7年度 群馬県公立高校入試 数学 第1問 解説

第1問は小問集合です。計算・展開・文字式・角度・関数・反例・資料の読み取り・作図・確率がまとまって出ます。 ここでは「答え」だけでなく、どこを見れば一瞬で判断できるかを図つきで確認します。

(1) 計算

3 × (−4) = −12
(2a + 5b) − (−a + b)
= 2a + 5b + a − b
= 3a + 4b
√18 − √2 = 3√2 − √2 = 2√2
符号ミスを防ぐポイントは、②の「前のマイナス」です。かっこの中の符号が全部反対になります。
答え:① −12 ② 3a + 4b ③ 2√2

(2) 展開

(x − 3y)2
= x2 − 2 × x × 3y + (3y)2
= x2 − 6xy + 9y2
公式は (A − B)2 = A2 − 2AB + B2 です。 真ん中の項は「2倍」がつくので、そこだけ注意します。
答え:x2 − 6xy + 9y2

(3) 文字式

ボールペンは1本 a 円で5本なので、合計は 5a 円。
修正テープは1個 b 円で3個なので、合計は 3b 円。
5a + 3b = 2000
「ちょうど2000円」は、合計金額が2000円に等しいという意味です。
答え:5a + 3b = 2000

(4) 四角形の角度

105° 50° 95° x 内角の和は360°

図の105°、50°、95°は外側の角です。まず内角に直します。

左下:180° − 105° = 75°
左上:180° − 50° = 130°
右上:180° − 95° = 85°
四角形の内角の和は360°だから、
75° + 130° + 85° + x = 360°
290° + x = 360°
x = 70°
答え:70°

(5) 二次関数のグラフ

x y O −4 4 4 −4

まず、y = −x2 はマイナスなので下向きです。

下向きの候補は「ウ」と「エ」。

次に、y = −x2y = −1/2x2 より細いグラフになります。

係数の絶対値が大きいほど、放物線は細くなります。
|−1| > |−1/2| なので、y = −x2 は下向きで細い方です。
答え:ウ

(6) 反例

【ことがら】
三角形ABCにおいて、∠A = 60°ならば、この三角形ABCは正三角形である。
反例とは、「∠A = 60°なのに、正三角形ではない」例を1つ作ることです。
例:∠B = 50°、∠C = 70°
このとき、60° + 50° + 70° = 180° なので三角形として成り立ちます。
しかし3つの角がすべて60°ではないので、正三角形ではありません。
答えの例:∠B = 50°、∠C = 70°

(7) 累積相対度数

学習時間累積相対度数その階級の相対度数
0〜300.080.08
30〜600.230.15
60〜900.560.33
90〜1200.740.18
120〜1500.920.18
150〜1801.000.08

その階級の相対度数は、となり合う累積相対度数の差で求めます。

ア ○
60分未満は0.23。2割を超えている。
イ ×
90分以上は1.00 − 0.56 = 0.44。半数を超えない。
ウ ×
150〜180分の階級にも生徒がいる。
エ ○
最も多い階級は0.33の60〜90分。
答え:ア、エ

(8) 3点A・B・Cから等距離の点

A B C D E A・B・Cは同じ円周上

A、B、Cからの距離が等しい点は、三角形ABCの外心です。

外心は、辺AB・BCなどの垂直二等分線の交点になります。

この星型は正五角形からできているので、A・B・Cは同じ円周上にあり、その中心が求める点です。

実際に作図するなら、ABの垂直二等分線とBCの垂直二等分線を引きます。 交点は中央の「カ」の部分に入ります。
答え:カ

(9) 確率

Aの袋:2、3、5、6、8
Bの袋:1、4、7、9
全部の場合の数は、Aから5通り、Bから4通りなので、5 × 4 = 20 通りです。
AのカードBに勝てるカード勝つ数
211
311
51, 42
61, 42
81, 4, 73
Aが勝つ場合の数は、1 + 1 + 2 + 2 + 3 = 9
よって、確率は 9 / 20
答え:9/20

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